
こんにちは
みなさん、「粉瘤」(アテローム)ってご存じですか?
結構、芸能人でもできて、除去手術してる人を見かけます。
今回、粉瘤ができて、その日帰り除去手術をしてきたので、体験談を共有したいと思います。

きっと不安だと思いますが、安心してください。こんな私でも乗り越えられましたから。
2年前、「股関節にしこり」ができました。
しこりができたときは「性病」を疑いました。
しこりができる性病といえば「梅毒」。
さらに怖かったのは、しこりとともに股関節のリンパが腫れたからです。
でも、しこりができて、2〜3週間後に消えたので、放ってきました。
・・・生理になるたびに「しこり」が腫れて、下着で擦れて痛かったです。
下着で擦れ、大きくなる。そして、熱を持つ。
「しこり」ができてから、ついに約1年後に病院に行きました。
性病を疑って婦人科へ行きましたが、まさかの形成外科に回されました。
形成外科で「粉瘤(アテローム)」と診断
形成外科では、まず先生が手で患部を触り、その後「エコー」でチェック。
エコーで見た後に「粉瘤」だと診断されました。
粉瘤は、大袈裟に言えば腫瘍の一つだが、ほとんどの場合問題ないと自分で勝手に思ってます。
私の認識では、ただ脂肪の塊が皮膚のしたに袋状になってできただけのもの。
先生の診断を聞いてひとまず、安心しました。
先生は、

「放っておいて様子を見るか、手術して取り除くか、どちらでも良いけど、どうする?」
って聞いてきました。
でも1年経っても、生理のたびに大きくなって、下着でちょうど擦れるから痛い。ここは取り除いておいた方が良いだろう、と考え、「粉瘤摘出手術」を行うことに決めました。

粉瘤手術決定!
「粉瘤摘出手術」の流れ
「形成外科」で手術した方が良いと思います。
ちなみに・・・
私の父は「粉瘤」が背中にでき、父は「皮膚科」で摘出手術をしました。
「皮膚科」でも「形成外科」でも大丈夫かと思います。
私は女医がいる形成外科で手術をしました。
まず、手術の日程を決めます。
皮膚を切って縫わないといけないから、「手術の日」「手術翌日の消毒の日」「1週間後の抜糸の日」をここで決めました。
そして、この日はとりあえず「採血」。何も感染症の病気にかかってないかとか調べられた。
この時点で、梅毒もかかってなかったという結果が分かりました。
多分、この採血は単に注射の消毒とか、医療道具の使用後の処理とかのために調べたんだと思います。
手術当日
いよいよ手術当日。
手術時専用の青色の服みたいなのを着さされ、手術室に向かった・・・
手術室はガチの手術室でした。
ドラマに出てくるような。
そして、下着を脱いで先生がくるのを待った。
その間、私はベッドに横たわり、股関節の患部の所だけ穴が空いた紙みたいなのを被され、待っていた。
10分後くらいに先生が到着。
手術が始まった。
手術開始
まず、麻酔の注射を打たれます。
部分麻酔ってのがますます怖い。
意識があって、麻酔を打たれながら先生が「この感覚感じますか?」とか言いながら麻酔した部分にメスみたいなのを当ててくる。。
いやいや、こわ〜って思いながら、なかなか麻酔が効かなかったです・・・

私の場合、3回くらい麻酔を打ちました。
先生が「なかなか効かないなー」とか言いながら。
そして、ほとんど感覚が無くなったところで、先生がメスを入れた。
そこの患部の感覚はないけど、なんか引っ張られてる感覚は感じた。
そして、先生が「粉瘤」をピンセットみたいなので取り除き、取ったものは小さい容器に入れられていて、見せてくれた。

「これが取れたよー」
そして、今度は縫いが始まった。
ここの感覚の方が強かった。
めっちゃ周りの皮膚が引っ張られてる感じ。
でも、麻酔打ってるので、全然痛くないです。
そして、無事手術終了!
ちょっと違和感はあるが、全然歩けます。
痛みもないです。
そして、帰り際に薬の処方をしてもらって無事帰宅。
薬は、抗生剤と痛み止め。
帰りは全然自分で車運転して帰りました。それくらい平気です。日帰り手術。
ちなみに、その手術当日、シャワーも浴びました。

湯船に浸かるのはさすがにダメですが、シャワーはOKとのこと。
傷口は、大きめの絆創膏を貼られた。
翌日、消毒と絆創膏替えのためにまた病院行かないとですが、全然大丈夫でした。
なので、安心してください。
しかも、シャワーのとき傷口の周りを石鹸で洗ってもいいって言われました。
絆創膏は、シャワーの後に自分で替えました。
剥がす時、めちゃくちゃ怖かったですが、しっかりと糸で縫われてました。
傷口の周りにもなんか消毒みたいなのを自分で塗るよう言われてたので、塗って、新しい絆創膏を貼る感じです。
翌日、消毒に病院を訪れ、すぐに帰りました。
傷口の周りは、さすがに少し赤くほんの少し腫れてましたが、問題ないとのことでした。
1週間後は抜糸
1週間後、抜糸。
意外に抜糸が結構怖かったのですが、割とすぐに抜けました。
ちょっとピリっという感覚は、糸を抜くときにありましたが、速攻で先生が抜いてくれたので、大丈夫。
これで「粉瘤摘出手術」の全てが終了です。
こんなにすぐ終わるんだったらもっと早く行けば良かったと後悔。
みなさんも、怖がらずに病院に行って見てください。
粉瘤で悩んでる方は、意外に多いです。
よく化膿するようでしたら、取ったほうが無難です。

大丈夫、あなたなら乗り越えられます!
この記事が少しでも、参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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