こんにちは
最初の記事では、インターン決定までの面接や準備を紹介しました。
→ セブ語学学校の6ヶ月インターン「0円滞在&0円留学」が決定 海外インターン事前準備編
今回は、
「語学学校で働くインターン生の1日」
を紹介したいと思います。
「0円留学」は本当?4コマの英語レッスン
「0円留学」は、セブやフィジーなどのインターンシップで「特典」として書かれてますね
英語授業が無料(タダ)で受けられるのは本当です
毎日、他の生徒と同じように、英語レッスン4コマ(約4時間)受けました。
生徒さんは、高いお金を払って、毎日フィリピン人講師と授業をしてます。
毎日4〜8時間の英語レッスンを受けるため、わざわざセブ島に、滞在費や授業料も支払って来ています。
インターン生は「半日働いて、半日英語レッスン」というスケジュールです
ちなみに4コマ英語授業のうち、
・2コマ:マンツーマンレッスン
・2コマ:グループレッスン
でした。
英語0円留学の授業内容
マンツーマン授業を提供している語学学校は少ないです。
なぜなら、1対1だと「講師数の確保」が必要。それだけ人を雇うので金額も高くなります。
安さを求める日本人に、そこまで人気じゃないからです。
でも、やはりマンツーマン授業の方が「英語の上達」は早い
マンツーマン授業とグループ授業でレッスン内容も異なってきます。
私が受講してたレッスン内容を紹介します。
マンツーマン授業の内容
・瞬間翻訳
・発音矯正
・VOA
・シーン別英会話
・TOEIC/TOEFL/IELTS
■「瞬間翻訳」
これは、日本語の文章を英語に翻訳していく内容。10個ずつ文章が用意されてます。
例えば、「もし明日晴れたら、彼らはテニスをします」をその場で、すぐ英語に訳す。
私も受講しましたが、かなり人気です。
英会話上達したい方には、「瞬間翻訳」がおすすめです。
ちなみに、その時使った教材はこちらに書いてます(日本で市販されてます)
→ 英語「スピーキング練習」一人でできる最短勉強法 英検準1級も1発合格
■「発音矯正」
この授業も必須です。
日本人が苦手な「R」「L」の発音や、「V」「B」の発音を矯正してくれます。
この授業のおかげで、3ヶ月ほどで発音上達しました。
外国人にも「ネイティブみたいな発音だね」と言われるようになりました。
■「VOA」
これは、グループにもマンツーマンにもあります。Voice of America の略。
私は、1ヶ月ほど受講しました。
英語の文章(ニュース等)を読み、単語やイディオムを習ったり、自分の意見を英語で言ったりする内容でした。
VOAは、中級レベルの方におすすめします。
初心者の方は、まずは「発音矯正」から入り、その後「瞬間翻訳」や「シーン別英会話」に進むと良いかと思います。
■「シーン別英会話」
これは数回しか受けたことがないです。
旅行時の空港シーンとか、医者に行った時のシーンなど、シーン別の英会話を習います。
こちらも初心者にお勧めです。
これは日本にいても、オンライン英会話で十分できます
→ 厳選7社【目的別】オンライン英会話おすすめ 全社無料体験済み
■「TOEIC/TOEFL/IELTS」
これは、受けたことがないです。
これも、人気の授業でした。
グループ授業の内容
・ディベート
・プレゼンテーション
・VOA
■「ディベート」
これは、グループのみ受講可能な授業。
「日本人グループ4人+先生1人」という形式で、お題が与えられ、賛成反対を決める。
そして、それぞれ別れて、賛成意見と反対意見を英語で言い合います。
レベル高めです。
■「プレゼンテーション」
私は受講したことはありません。
プレゼン資料も英語で作成します。
何かのお題が与えられ、それについて発表です。聞いてる他の生徒は、質問を英語でします。
以上が、マンツーマンとグループの英語授業です。
インターン生も生徒と同じレッスンを受けれるので、不満はなかったです。
インターン生の業務内容(午前・午後)
ここからは、私が最初の頃に死にかけた業務を紹介します。
私が行った語学学校では、インターン業務が色々あり、コキ使われました。
メイン業務は、午前業務と午後業務に別れてます。
私の時はインターン生が4〜5人いました。
なので、「2人で午前働いて、3人が午後働く」。
・午前働いた人→ 午後に英語レッスン
・午後に働く人→ 午前に英語レッスン
午前業務
覚えてる範囲で、業務内容を紹介します。
・生徒のご飯買い出し(火曜日と金曜日)現地のガチの市場はキツかった。。
・新入生のオリエンテーション(月曜日)
・1週間の電気代・洗濯代などの精算業務
・生徒対応
・なぜか私だけ調理スタッフと献立を考える
・授業の見回り
・備品の買い出し
・その他
午後業務
・部屋チェック(金曜日・土曜日・日曜日)
・ウェルカムセットの準備
・グラデュエーションの準備(金曜日)
・生徒対応
・授業の見回り
・卒業生の精算業務
・その他
これが大まかに午前・午後でやる業務内容です。
文字に書いたら簡単ですが、めちゃくちゃしんどいです。
特に、土日の業務がえぐい・・・
インターン生の業務内容(土日・深夜早朝)
プラスで土日業務と、深夜早朝業務もあります。
土日業務
・生徒が何かツアーとかに申し込む場合は対応
・なぜか私だけ日本人スタッフの子供の家庭教師
・オンライン授業の準備と片付け
・ピックアップ業務
・土日のご飯を申し込んでる人への料理手配
・ルームメイク
・生徒対応
深夜早朝業務
・深夜便の生徒ピックアップ
・早朝便の生徒ピックアップ
一番しんどいのは、「深夜早朝便ピックアップ」です。
この業務のせいで、マクタン空港のこと大っ嫌いになりました。
空港ピックアップするたびに、なぜか知らんけど毎回「賄賂」を払う。笑
フィリピンあるある
「空港で賄賂を払う」
30〜50ペソくらい毎回、空港通る時に払ってました。
インターン業務の具体的な内容(午前・午後)
では、ここから、簡単に業務の詳しい内容を説明します。
誰のために説明するのか不明ですが、もし今後セブでインターンとか考えてる人のために書いときます。
■「生徒のご飯買い出し(火曜日と金曜日)」
火曜日と金曜日に一気に3〜4日分の食材を買い出しに行きます。
火曜日と金曜日の朝、フィリピン人の調理スタッフリーダーが必要な材料と金額を書く。
それを回収して、日本人スタッフにお金をもらいます。
そして、買い出しに出発。
買い出しに行く場所がエグかったです。買い出しは現地のフィリピン人がやってる「超ローカルの市場」。
屋外でやってて、屋台みたいな感じ。肉屋とか魚屋とかフルーツ屋などが並んでます。
何が一番辛かったか。。
「独特の臭い+足場の悪さ。」
最初行った時、泣くかと思った。屋台には生の魚が板に並べられて置かれており、肉屋には豚や鶏の頭とともに、肉も板に並べられています。
いやいや、冷やせ。
冷蔵庫で。
と思ったが、一般のフィリピン人からしたら、氷さえも高いのだろう。
だけどあまりにも衛生状態が悪い。暑すぎるし、ハエとかも普通に飛びまくってる。
だから、私の語学学校では、市場で米・野菜・卵・フルーツ(マンゴー・オレンジ・バナナ)だけ購入し、あとはスーパーへ買い出しに行っていた。
スーパーは、冷房も効いていて清潔な感じ。
キッコーマンの醤油とかカップヌードルも売ってました。少し高いけど。トイレットペーパーや、調味料、生鮮食品などを購入。もし誕生日の生徒がいれば、1階のケーキ屋さんでケーキを買って帰る流れでした。
学校に到着し、お釣り計算してスタッフに返します。
これが買い出しの一連の流れです。
■「新入生のオリエンテーション(月曜日)」
月曜日に新入生は、授業とか施設の諸々の説明を受け、英語で自己紹介し、スーパーへ一緒に買い物に行きます。
スタッフは、このオリエンテーションに参加して、一緒に自己紹介したりオリエンテーションのスーパーに一緒について行ったりします。
■「1週間の電気代・洗濯代などの精算業務」
電気代や洗濯代などは、1週間で一気に精算するスタイルでした。
安いですけどね。
大体1週間で200ペソ〜500ペソ。
多い人で、1,000ペソとかでした。
冷房の電気代、洗濯代、土日の昼食や夕食代などを精算してました。
■「調理スタッフと献立を考える」
この業務は、なぜか私の時だけやってました。
生徒からご飯が不味いと苦情があり、そこから献立の大改革を行うため、私が使われました。
2週間分のレシピを考え、1品ずつのレシピをフィリピン人と相談しながら、作る作業。
しかも、英語。
キッチン担当で事件が起こりました・・・アリがご飯に混ざりすぎ問題です
面白く書いたので参考にしてください
→ 【セブ島でのすべらない話】いや、お前の帽子やったんかーい
■「授業の見回り」について。
授業の開始時に、生徒と講師が席に着いてるかどうかを確認。
講師がたまにいない時とかありました。
そういう時、空いてる講師を呼びに行ったり、結構バタバタ業務です。
■「部屋チェック(金曜日・土曜日・日曜日)」について。
これは午後業務。
例えば、土曜日や日曜日に到着する人のために、部屋が清掃されてるかとか備品があるかなどを確認する作業。
清掃されてなかったら、スタッフに頼んだり、買い出しの際に備品を買いに行きます。
■「ウェルカムセットの準備」について。
洗濯カゴの中に、新品のノートや鉛筆、教材、学校の説明書みたいなのを入れて、セットします。
これも超面倒くさい業務です。
いちいち1人ひとりの授業や名前を印刷。カゴに入れ、それぞれの滞在する部屋にセット。
■「グラデュエーションの準備(金曜日)」について。
毎週金曜日に、卒業する生徒たちが英語でスピーチし、学校を去っていきます。
その時の準備です。
みんなの前で卒業生が1人ひとり英語で発表するので、椅子とかテーブルをいちいち端に寄せ、動画をとって編集してプレゼント。
でも編集は、フィリピン人講師がしてました。
■「卒業生の精算業務」について。
卒業の最後に、部屋とか授業とか売店とかで使ったお金とかを精算。
ちなみに、語学学校には売店があり、お菓子とかコーヒーとかも売ってました。
そういうのは、お金を払わず購入できます。
後から一気に精算する仕組みなので、その精算業務をする業務です。
以上が平日業務の内容です。
インターン業務の具体的な内容(土日・深夜早朝)
次に土日と深夜早朝の業務内容を説明していきます。
■「生徒が何かツアーとかに申し込む場合は対応」
例えば、セブはクジラと泳げる「ホエールウォッチング」が有名です。
こういうのに申し込む時、学校スタッフが現地のツアー会社に電話します。
日本人ならいいんですが、たまにフィリピン人に英語で電話するので、割と面倒。
■「オンライン授業の準備と片付け」
語学学校がオンライン授業も提供しているのであれば、対応する業務です。
土曜日に日本人2人が、日本からオンライン授業してたので、準備や講師手配を土曜日でやってました。
■「ピックアップ業務」
これがまじで面倒。皆から嫌がられる業務でした。
特に、深夜・早朝便で空港に到着すると、寝れないので、せっかくの土曜日と日曜日が潰れる感じです。
しかも、ピックアップに使える車が1台しかない。
生徒の到着時間が詰まってたり、微妙に離れてたりすると、タクシーで行かせたり、一旦学校に戻って、また空港に2回目ピックアップに行ったりと、ぐっちゃぐちゃになります。
だから、かなりストレスでした。この業務。笑
業務内容は、こんな感じです。
フィリピンやフィジーとか、語学学校インターンを考えてる方は、ぜひ参考にしてくださいね^^
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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