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ハワイでナンパしてくる男の手口②ワイキキのシェラトンで「今夜セーリングしない?」

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まー子
まー子

こんにちは

先日、「ハワイでナンパしてくる男の手口①」の記事を書きました。

今回、その続編「ハワイでナンパしてくる男の手口②」を書いていきます。

一応、前回の内容を簡単に振り返っておきます。

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エピソード①のあらすじ

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私は、女友達と2人でワイキキにあるシェラトンホテルの海が眺めれるレストランで、最後の晩餐を楽しんでいた。

その時私たちは、21歳。まだピッチピチの大学生。

すると、一人のアメリカ人がかなり熱めの視線を送ってきていた。

キモかったので、私もガン飛ばしてやると、誤解されちゃった。

好意があると思われたのだ。

そこから、アメリカ人2人(A君&B君)と日本人1人(C君)の男3人が、私たち2人に話しかけてきて、「これからセーリングいくけど一緒に来ない?」って、誘ってきた。

私は速攻で「NO」って断ろうとしたが、その前に私の友達がキラキラした目で「行きたい!」って返答していた。

私は「武器なしじゃ危険すぎる」と思って、「一旦部屋に帰って、要らないもの置いてきます」って言って部屋に帰ったところで、エピソード①は終わった。

エピソード②読む前に、「ハワイでナンパしてくる男の手口①」も読んでみてくださいね。

まー子
まー子

面白く書いてます

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一旦部屋に帰還

ホテルの部屋に友達と帰る道中、

私は友達に「やばいって!だって元軍人おるんやで!危険すぎるからこのまま戻らないでおこうよ!」って言った。

が、友達はどうしてもセーリングしたくて、私の言うことなんか耳に入らない状態であった。

私も友達を一人で行かせるのは、さすがに危ないと思って、一緒に行くことを決意。

「わかった、じゃあ、何かしらの武器を持っていこう」って決心し、部屋に到着。

15分間くらい、私たちは武器を探した

なかなか見つからない。。

私は、持ってきていた「眉毛を剃るカミソリ」があったので、それをポッケに忍ばせて行くことにした。

友達はというと、何もなかったので、「鼻毛を切る用の、究極に小さい鼻毛ハサミ」を武器に選んだ。

選んだというか、それしか選択肢がなかった。。。

ウケた、この武器チョイスはマジでウケた

いや、そんなんで刺せるとこないやん?と何度も笑う

私たちは笑いながら彼らの待つホテルのレストランに戻っていった。

さすがに鼻毛カッターはやべぇ。って大笑いしながら。

勝てる気がしねぇ。それでどう戦う。。

いや、逆にそれで勝てたらすごいで、まあ本当に何かされそうになって究極にやばい状況になったら海に飛び込もう!」って約束して、彼らのもとに行った。

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レストランで合流

私たちはそれぞれ、カミソリと鼻毛カッターをカバンやポケットに忍ばせ、シェラトン1階のレストランで合流。

彼らはちゃーんと私たちが来る方を向いて待っていた。

やれやれ。。

「遅かったね。じゃあ、他の女の子たちもセーリングの船のところで待ってるから、船に向かおう」と、うさん臭いC君が言った。

おい、Cよ。。静粛に

友達はノリノリで「行こう行こう!」と横ではしゃぐ。

そして私たち5人は船を停めてあるところへ歩いて向かうことにした。

男たちは歩きながらだんだん距離を近づけてくる。

私が外国人受けする顔だからか、英語が少しできるからか知らないが、アメリカンボーイ2人は私にしか話しかけてこない

いやいや、2人も一緒に相手できん。しかも、そこまで英語喋れんし、つらっ。

一方、日本人のC君は、確実に私の友達を狙っていた。

きもい。キモすぎる。

とりあえず、C君に狙われなくて安心してしまう私。

絶対こっちのアメリカンボーイの方がイケメンだったから。。笑
特に元軍人のパイロット。

船までの道中、家族のことや今後の人生のことなど色々と話した。

20分くらい歩き、船に到着。

結局、私はC君とは一度も話さなかった。。笑

そこには、結構大きいセーリングのヨットみたいな船がズラーっと並んでいた。

その中の一つの前で、アメリカンボーイが2人で話している。

どうやらA君とB君のどっちの船を使うか相談しているらしい。

そして、A君の方の船を使うことに。

ところで、そこにはC君が言っていた「他の女の子たち」とやらは誰もいなかった。

つまり、やはり嘘だったことに私は気づいた。

しらじらしく「あれ?他の女の子たちも来るって言ってましたよね?どこにいるんですか?」とC君に聞いてやった。

すると「なんか今日は来れなくなったらしい」というC君。

うさんくせぇーーーー

ぶっ飛ばすぞって思いながら睨んでやった。

飛び蹴りして海に落としてやろうかと思ったが、まあ、予想していたことだからと次の機会を待つことにした。

そして、A君所有のわりと大きい船にみんなで乗り込み、出港した。

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セーリング開始

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その時すでに夜8時くらいだったと思う。

月明かりが海を照らし、ワイキキの街を初めて海から見ることができた。

とても綺麗で幻想的だった。

これなかなか良い経験させてもらってるなーと思いながら、セーリングを密かに楽しんでいた。

そして、A君が大音量でクラブミュージック的な音楽をかけている。

男3人組は、テキーラを船の下の階から持ってきて飲んでいる。

私は、友達のそばから離れずに、2人で話しながらハワイの夜景を楽しんでいた。

すると、日本人のC君が友達に話しかけてきて、「船の先端に行こうよ」って友達を誘ってる。

やばっ

タイタニックでもするんか。って突っ込んでしまいそうになったが、なんとか抑えた。

友達は行く気満々の顔。

そして2人で船の先の方に行ってしまった。。笑

するとすぐにA君が私に話しかけてきた。

「はぁ、また英語対応せなあかん。。」と思いながら一応笑顔で応答。

「Can you dance?」と聞いてきたので速攻で「No」と答える。

もう私は「No」しか言わなくなっていた。笑

断ったが無理矢理、船の中央のあたりに連れて行かれ、一緒に踊らされる。

まじで、どうやって踊ればいいか分からなかったので、適当に肩とか腰を動かしていた。

すると、A君は「Oh nice!!」とか言って、めっちゃ喜んでた。

私はマジで、何をやっているんだろうか。。と我に返る。

てか距離が尋常じゃなく近い。

もうボディタッチとかのレベルじゃない。

キモすぎたので、適当な距離を保ちつつとりあえず苦笑いしていた。

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アメリカンボーイ2人相手はキツい

ふとB君(元ヘリパイロット)を見ると、船を操縦してた。

ヘリも船も操縦できるのかーって感心していた。

いやー、A君よりB君の方が良いなーとか思いながら、A君にも一応愛想良くしておいた。

そして、20分くらいたって、B君が「今度は俺の番だ」とか言って(英語で)、A君と操縦を変わった。

え、今度はB君相手にまたダンス?

無理無理。もう踊りたくない。

B君は近づいてきて、私を船の端の方に連れて行った。

ダンスかと思ったら、普通に座って話をすることになった。

やっぱりB君の方が良い。
こういうところで、その男の優しさとかが分かる。

そして、私とB君は話をした。

B君は、テキーラを飲んでいる。

私も勧められたが、そもそも酒が飲めないのに、テキーラなんてキツすぎて無理。

だが、どうしても私を酔わせたいのだろう、コップにテキーラを注いで渡してきた。

やばい、どうしよう。

と思いがら、飲んだふりをして、海に流し捨てた。笑

私、本当に悪い女やで。

「えっ、もう飲んだの?」と聞いてきたので、ここで初めての「Yes!」って返答。

元パイロットだから、わたしの嘘を鵜呑みにするほど頭は悪くなかった。

すぐに「海に捨てた?」って笑いながら聞いてきたので、私は「No!」で即返答。

バレていた。海に捨てたことは、もうバレていた。

B君は笑っていたので。。笑

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B君と船操縦

そして、今度は船の操縦桿のところに連れて行かれ、B君は「操縦の仕方教えてあげるよ」って言った。

私はこういうの大好きなので、「YesYes!」って初めてはしゃいでしまった。。

まずB君が操縦。

英語でなんか説明している。

波に舵を合わせるとか、風の向きとかを教えてくれた。

で、私は操縦桿を握った

生まれて初めて、船を操縦した。

めっちゃ難しい。

思った以上に、波の圧が強くて、波の揺れに合わせて操縦しないと、船の上での揺れが大きくなってしまう。

私が操縦していると、先端で話していたC君と友達が、日本語で「おいおい、大丈夫か?」とか文句を言っていたが、私は無視して操縦を楽しんだ。

黙ってろC。

15分くらい私が操縦していた。笑

A君はなんかまだ音楽を聴きながら、一人でダンスしていた。怖すぎる。そのメンタルなに?

B君は私の隣で、操縦を見守ってくれた。

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B君とええ感じの雰囲気に。。

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そして、A君がまた操縦を代わって、私とB君は船の帆の下に座った。

なんとなく良い感じの雰囲気になってしまった。

なぜなら、私が少しB君に安心感を覚えたから。

操縦を教えてくれたし、無理矢理何かをしようとしてこなかったので。

で、帆の下で隣同士で寝転がり、星空を眺めた。

とっても綺麗だった。

A君は音楽をもう止めてたので、とても静かで波の音しか聞こえてこなかった。

B君が腕を差し出してきたので、腕枕をして寝転がっていた。

いやー、心地いい。

B君は確実にムラムラしていた。笑

もうね、見たら誰でも分かるわ。あんなん。笑

でも私は無視。放っておいた。

まあその後、ほんの少しキモいことがありまして、私、武器である「カミソリ」を短パンのポッケに忍ばせておいたんです。

そしたら、やっぱり元軍人だけあるB君に気づかれたんです。笑

わたしのポッケを触りながら「これ何?」って聞いてきた。

しかも、その後「ナイフ?」って聞いてきた。笑

いやー、すごいな、なんでB君分かったの?って思いながら、「No, It’s a pencil」ペンだよって嘘をついといた。

なんとかそれ以上は聞かれずに済んだけど、あれは完璧にカミソリってバレてんな。

そこから、さらに少しだけキモいことがおきまして、船は元の港まで戻っていった。

いや特に何もないですよ、無いんですけどまあ、想像に任せます。。笑

男たちが「ホームラン」とか言ってたので、キモい言葉で表現すなって思いながら。

言っておくが、私は一切何もしていません。
まじで一切、何もしてません。

全てにおいて拒みまくったので。笑

船が戻ったのは、深夜1時くらい。

やばい、明日ってか今日の飛行機で帰るのに。。私たちは一体何をしているのだろうか。。と思った。

そして、その後また別々のところに連れて行かれるわけです。。。

はぁ、私たちはいつ、シェラトンホテルに戻れるのだろうか、、と思っていた。

・・・続く

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続きは「ハワイでナンパしてくる男の手口③」で

ここからの続きは「ハワイでナンパしてくる男の手口③」で書いてます。

ちなみに、こちらも旅先で起きた人気シリーズ。。

よかったらどーぞ。

ドイツ人経営者が、なぜか私にとても優しくしてくる。

初日のドイツ観光ガイドを頼んでいただけなのに。。。

以上。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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