不定詞には、「基礎」と「応用」があります。
「基礎」は中2で習い、「応用」は中3あたりで習うと思います
不定詞「基礎」は以下の記事で解説してます
→ 【不定詞の基礎】「to不定詞」の種類と使い分け 動名詞との違いは?

基礎を復習してから、応用に行ってください★
基礎ができてれば、応用も簡単です
では、「不定詞(発展)」を見ていきましょう
To不定詞「応用」編 まとめ
不定詞:応用編
不定詞の応用編には「6種類」あります
・ask 人 to –
・want 人 to –
・tell 人 to –
・it is 構文
・疑問詞 to –
・too – to …

一緒に1つ1つ見ていきましょう!
超簡単なので安心してください★
ちなみに、
「人」の部分に来るのは、代名詞で習った「目的格」です。
「me」「you」「him」「her」「us」「them」など
忘れた方は、こちらの記事をまず読んで思い出して★
→ 【人称代名詞】「I・my・me・mine(あいまいみーまいん)」の表と覚え方
① ask 人 to –
ask 人 to –
ask と to の間に「人」を挟んで〜♪
ask + 人 + to + 動詞の原型
「〜に〜ことを頼む」

これだけ!簡単でしょ?
<例文>
・He asked her to teach him English.
(彼は彼女に英語を教えてと頼んだ)
・She asked him to come immediately.
(彼女は彼にすぐに来てくれと頼んだ)
・The child asked his mother to buy the toy.
(その子供は母親におもちゃを買ってと頼んだ)
② want 人 to –
want 人 to –
want と to の間に「人」を挟んで〜♪
want + 人 + to + 動詞の原型
「〜にーしてほしい」

「want to 〜(〜したい)」に、人を挟むと、「その人に〜してほしい」って意味になるよ!
<例文>
・I want you to open the door.
(私はあなたにドアを開けてもらいたい)
・He wants you to teach math to his daughter.
(彼はあなたに娘さんに数学を教えてもらいたい)
・My parents want me to get married.
(私の両親は私に結婚してほしいと思っている)
③ tell 人 to –
tell 人 to –
tell と to の間に「人」を挟んで〜♪
tell + 人 + to + 動詞の原型
「〜に〜するよう言う」

・ask
・want
・tell
全部同じ形だね★
<例文>
・Parents told their children to study hard.
(両親は子供達に一生懸命勉強するよう言った)
・He told her not to close the window.
(彼は彼女に窓を閉めないよう言った)
・The teacher told students not to go there.
(先生は生徒たちにそこへ行かないよう言った)
※「〜しないよう」と否定を言いたい場合、「to不定詞」の前に「not」を置くだけ!

この「not」の位置には気をつけてね★ 「didn’t tell(言わなかった)」じゃなくて、あくまで「to不定詞の内容」を否定してるから、「to不定詞」の直前に「not」を置けばいいよ★
④ it is 構文
it is 構文
「it is 構文」とは
It + is + 形容詞 + (for + 人) + to 動詞の原型
「〜ことは(人にとって)形容詞だ」

この「it is構文」は、頻出なので、覚えましょう♪
スピーキングにもめちゃめちゃ使えますよ★
<例文>
・It is difficult for me to get up early in the morning.
(朝早く起きることは私にとって難しい)
・It is important for him to improve his English.
(英語を向上することは彼にとって大切です)
・It is not easy to drive a car.
(車を運転することは簡単ではない)
・Is it necessary for Japan to accept immigrants?
(日本にとって移民を受け入れることは必要ですか?)

否定の時は、「it is not」にするだけ!
疑問文のときは、「Is it -?」にするだけ!
⑤ 疑問詞 to 不定詞
疑問詞 + to + 動詞の原型
※疑問詞:
which, what, how, where, when, who, whose
疑問詞 + to + 動詞の原型:「〜べきか」
・「which to -」:「どっちを – べきか」
・「what to -」:「何を – べきか」
・「how to -」:「どう – べきか( – の仕方)」
・「where to -」:「どこに – べきか」
・「when to -」:「いつ – べきか」
・「who to -」:「誰に/ を – べきか」
・「whose to -」:「誰の – べきか」
※「疑問詞+to+動詞の原型」は「間接疑問文」に書き換え可能

使う疑問詞によって、意味が変わります☆
<例文>
・I didn’t know what to say.
(なんと言うべきか分からなかった)
・He doesn’t know where to go.
(彼はどこへ行くべきか分からない)
・She wants to know how to use the PC.
(彼女はPCの使い方を知りたい)
・Please tell me when to go.
(いつ行けば良いか教えて)
・She can’t decide which bag to buy.
(彼女はどっちのバッグを買うか決めれない)
・I don’t know who to call.
(誰に電話すればいいかわからない)
・I’m not sure whose advice to follow in this situation.
(この状況で誰のアドバイスを聞けばいいかよくわからない)

頻出なのは、「what to」「how to」「where to」「which to」です。
ちなみに、この「疑問詞 to不定詞」は、間接疑問文に書き換えることができます。
上の例文をそれぞれ「間接疑問文」に書き換えると…
・I didn’t know what I should say.
(なんと言うべきか分からなかった)
・He doesn’t know where he should go.
(彼はどこへ行くべきか分からない)
・She wants to know how she should use the PC.
(彼女はPCの使い方を知りたい)
・Please tell me when I should go.
(いつ行けば良いか教えて)
・She can’t decide which bag she should buy.
(彼女はどっちのバッグを買うか決めれない)
・I don’t know who I should call.
(誰に電話すればいいかわからない)
・I’m not sure whose advice I should follow in this situation.
(この状況で誰のアドバイスを聞けばいいかよくわからない)

間接疑問文への書き換えはできたかな?
間接疑問文を忘れた方は、以下の記事に「間接疑問文」を分かりやすく解説してるから、チェックしてね★
【間接疑問文】
→ 英会話で頻出!「間接疑問文」を分かりやすく解説 関係代名詞との違い
⑥ too – to …
too – to …
too の後ろには「形容詞」「副詞」が来ます★
too + 形容詞/副詞 + to + 動詞の原型
「….するには〜すぎる」
=「〜すぎて….できない」

「〜すぎる」という訳からわかるように、この文法は否定的な意味になります☆
<例文>
・He is too old to work at this company.
(彼はこの会社で働くには年寄りすぎる)
=(彼は年寄りすぎてこの会社で働けない)
・The student is too young to travel alone.
(その学生は一人で旅するには幼すぎる)
=(その学生は幼すぎて1人で旅行できない)
・The test was too difficult for them to pass.
(そのテストは彼らにとって合格するには難しすぎた)
=(そのテストが難しすぎて彼らは合格できなかった)

「〜にとって」がある時は「for 人」を挟めばOK!
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