本日は、英語学習者の天敵でもある
「関係代名詞」
について解説していきます
関係代名詞って本当に嫌いだわ…
って方、結構いらっしゃいます。
しかし、
この関係代名詞さえ使いこなせるようになれば、スピーキング力が飛躍的に向上します。
なぜなら、これまで2文、3文で言っていたのが、1文にまとめて言えるようになれるためです。
例えば、
I have a dog.
I found him on a website.
The website introduces many dogs.
– 私は犬を飼っています
– 私は彼をウェブサイトで見つけました
– そのウェブサイトは多くの犬を紹介してます
これを関係代名詞を使うと、、、
I have a dog (that) I found on a website which introduces many dogs.
※ that と have が関係代名詞(このthatは省略可)
– 私は多くの犬を紹介しているウェブサイトで見つけた犬を飼っています。
1文にまとめることができますね!
そして、関係代名詞の良い点は、後に後に情報を付け足していけるので、スピーキングのようにスピードが求められる場合、かなり使い勝手が良いのです。
関係代名詞の利便性がわかったところで、
早速、「関係代名詞」を学んでいきましょう♪
覚えるべき関係代名詞は3つだけ
関係代名詞には、何種類かありますが、覚えて欲しいのは3種類のみ
who
which
that
これだけでOKです!
もちろんこの3つ以外にも、whose, whomなどもあります
ですが、とりあえず3つで十分です。
なぜなら、英会話で、あまり使わないから。
特に初級者の方は、最初はこの3つを覚えて、会話の中で使えるようにすれば問題ないです^^
関係代名詞の使い分け
関係代名詞で調べると、目的格や主格など書かれてますが、
超ややこしい!!
と思うので、ここでは簡単に説明しますね
関係代名詞「主格」って?
◆主格
主格は、関係代名詞が主語の代わりとして使われてる場合。
→主語の代わりってことは、関係代名詞の後には「動詞」がくるぅー
→ 「主格」の関係代名詞は省略できません!!だって、後に動詞があるんだぜ?動詞の主語が必要やねん
<例>
・I have a friend.
・She lives in Osaka now.
↑この2文章を、いちいち2つに分けて言うのが面倒だから、1文で言おう!って時に、関係代名詞を使うわけ。(※そもそも「関係代名詞」は、2つの文章を1つにまとめるのが大きな役割だったね。)
だってさ、
1文目の「a friend」と2文目の「She」って、同一人物だから、わざわざ2つの文章に分けなくて良くない?
ってことで、外国人が関係代名詞を開発しましたー
関係代名詞を使うと….
I have a friend who lives in Osaka now.
で、関係代名詞の前には「先行詞」っていう「名詞」が必ずあるの。
ここでは「a friend」ね。
こいつの直後に「関係代名詞」が必ずくるから、「名詞+関係代名詞」って並びは覚えてね。
そして、この関係代名詞は「主格」だったね。
よって、関係代名詞の後ろを見てご覧なさい。「live」という動詞がきているでしょう。
すぐ後ろに動詞がきてたら、関係代名詞の「主格」ってやつや。
つまり、主格の関係代名詞の並びは
「名詞(先行詞)+関係代名詞+(Be/一般)動詞」っちゅうことです。
I have a friend who lives in Osaka now.
で、この「who」は省略不可ね。先行詞「a friend」と動詞「live」の間の接着剤みたいなイメージ。
関係代名詞「目的格」って?
◆目的格
目的格は、関係代名詞が目的語の代わりとして使われてる場合。
→目的語の代わりってことは、文章の途中にあるやつ。人だと「him」「her」「me」など。物だと「it」など。
→ 目的格の関係代名詞は省略できる!!だって、後ろに動詞とかないから、なくても文章成り立っちゃう
<例>
・That is the teacher.
・I respect him.
この2つの文章を1つにするときに、また関係代名詞の出番。
That is the teacher (whom/that) I respect.
◆「主格」と同じな点
・関係代名詞の前に「名詞(先行詞)」the teacher がある。
◆「主格」と違う点
・関係代名詞の後に「動詞」がない!!関係代名詞の後ろにS+Vがきてる!!
この「主格と違う点」が本当に大切!!
関係代名詞の後ろにS+Vがきてること。
→ the teacher (that) I respect
だから、「目的格」の場合は、関係代名詞「that/whom」を省略できるってわけ。
だって、主格みたいに、関係代名詞の直後に動詞がないじゃん。後ろにS+Vっていう文がきてるからそれだけで成り立っちゃう。
関係代名詞 いろいろな例文
①主格の例文(省略できない)
・I met my friend.
・She likes playing the piano.
↓1文に
・I met my friend who likes playing the piano.
※関係代名詞「who」を名詞「friend」の直後に置く!
※「who」の後ろに動詞「like」あるから省略不可
※「who」の代わりに「that」もOK!
・She bought the book.
・It is about how to use TikTok.
↓1文に
・She bought the book which is about how to use TikTok.
※関係代名詞「which」を名詞「book」の直後に置く!
※「which」の後ろに動詞「is」あるから省略不可
※「which」の代わりに「that」もOK!
②目的格の例文(省略できる)
・I have a book.
・I bought it last week.
↓1文に
・I have a book (which) I bought last week.
※関係代名詞「which」の後に「I bought」のSVがある!よって「which」は省略可!
※「which」の代わりに「that」もOK!
・I don’t remember the boy.
・I met him yesterday.
↓1文に
I don’t remember the boy (whom) I met yesterday.
※関係代名詞「whom」の後に「I bought」のSVがある!よって「whom」は省略可!
※「whom」の代わりに「that」もOK!
現在分詞・過去分詞・関係代名詞の違い
多くの大人が、存在を知らない
「現在分詞」
「過去分詞」
これ、関係代名詞を習う前に、学校では習います。
・現在分詞 → ing形
・過去分詞 → ed形
実は、関係代名詞を使わずとも、この現在分詞と過去分詞でも同じような文を作ることができます
でも、関係代名詞もかなり使われるから覚えてね
現在分詞「-ing」の例文
【現在分詞】
・The girl reading a book in the classroom is my friend.
(教室で本を読んでいる女の子は私の友達です。)
・I know the man running over there.
(私はあそこを走っている男性を知っている。)
↓
上記を関係代名詞で言い換えると
↓
→ The girl who is reading a book in the classroom is my friend.
→ I know the man who is running over there.
過去分詞「-ed」の例文
【過去分詞】
・I want to repair the car broken by him.
(彼に壊された車を直したい。)
・The Language spoken in many countries is English.
(多くの国で話されている言語は英語です。)
↓
上記を関係代名詞で言い換えると
↓
→ I want to repair the car which was broken by him.
→ The Language which is spoken in many countries is English.
まとめ
結論、関係代名詞でも、現在分詞、過去分詞、どれでも、あなたが使いやすいやつを使えば良いですよ^^
私は、ほぼ関係代名詞を使ってます
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いくつか、そんな勉強法についての記事を書いてるので、参考になれば幸いです(以下記載)
そのほかの重要な文法
関係代名詞の他、このブログでは、英語学習者がつまずきやすい文法を紹介してます
時制まとめ(中1ー中3)
・「時制別」全まとめ 現在・現在進行・過去・過去進行・完了・未来
その他
・3分で分かる【現在完了】「have」3つの用法 継続・経験・完了
・第4文型【SVOO】徹底解説! 「to」「for」どっち使えば良いの?の覚え方!
・「could」「would」「might」使い分けを解説!「仮定法」もついでに!
・「even though」「even if」「even when」違いは?
・英語【as】総まとめ 9つの使い分け! 比例・理由・様態・付帯の4つも解説
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