今回の英語レッスンでは、助動詞を一緒に見ていきます。
助動詞の文法も簡単なので、ご安心ください^^
助動詞は、その名の通り、「動詞を助ける」もの。
つまり、動詞と一緒に用いることで、なんらかの意味を加えます。
例えば、「私は英語を話すことができる」っていうのは、「話す(speak)」という動詞に「〜できる」っていう意味を付け加えてます。
ただ「話す」のではなく、「話すことができる」のです。
この場合、英語では「I speak English」ではなく「I can speak English」となります。
canを置くことで「可能」の意味を付け加えてます。
助動詞を使うときに、ルールがあります。
↓押さえてください
<助動詞ルール>
助動詞の後は必ず「動詞の原型」
can, will, would, could, must, may, might 全て、後は「動詞の原型」を置きます!
※主語が三人称単数でも、必ず動詞の原型です!
助動詞「can」の使い方
can
「can」には「可能」以外にもいろいろな意味がありますので、紹介します
可能:「できる」
I can read this English book.
(私はこの英語の本を読むことができます)
You can swim.
(あなたは泳ぐことができます)
She can play the piano.
(彼女はピアノを弾けます)
※「read」「swim」「play」「run」は、全て原型になってますね。主語が三人称単数なのに「s」とか付いてないですね。助動詞があるからです。
「三人称単数」忘れた人へ
→ 【中学英語】三人称単数とは? 小学生でも分かる図で説明!
許可:「〜していい」
You can play video games now.
(今ならビデオゲームしても良いよ)
Can I use your phone?
(あなたの携帯使っても良い?)
お願い:「〜してくれない?」
Can you open the window?
(窓を開けてくれない?)
Can you do me a favor?
(お願い事していい?)
Can you help me with my homework?
(宿題手伝ってくれない?)
可能性:「〜はず」
That story can not be true.
(その物語が真実のはずがない)
It can’t be true.
(それが本当なはずがない)
She can’t be home now because she went out a few minutes ago.
(彼女が今家にいるはずがない、だって数分前に外出したもん。)
助動詞「can」の否定文と疑問文
can’t
否定文
I can’t read the book.
(私はその本を読むことができません)
He can’t play the guitar.
(彼はギターを弾けません)
We can not eat vegetables.
(私たちは野菜を食べれません)
「canの否定文」の場合は、notをcanの後ろに置くだけです。
この時も、常に動詞は原型です。
疑問文
Can you ride a motorcycle?
(あなたはバイクに乗れますか?)
ーYes, I can.(はい乗れます)
ーNo, I can’t.(いいえ乗れません)
Can Yamada speak Chinese?
(山田さんは、中国語を話せますか?)
ーYes, he can.(はい話せます)
ーNo, he can’t.(いいえ話せません)
疑問文を作るときは、canを先頭に持ってきて、主語と位置をひっくり返すだけ。
この時も、canという助動詞があるので、Yamadaという三人称単数が主語でも、動詞は「原型」ですね。
以上が、canの使い方です。
canは、ネイティブとの英会話でも結構な頻度で使われるので、覚えておきましょう♪
助動詞「will」の使い方
未来:「will」
例えば、
「私は明日、ベトナムに旅行にいきます」のように、「未来のこと」は「will」で表します
(I will travel Vietnam tomorrow)
「will」も「can」と同様、
必ず「動詞の原型」を使います。
未来を表すもので、「be going to」もあるけど、「will」との違いってなんなの?
「will」と「be going to」の違いって何?
「will」
「be going to」
「will」
その場で決めたこと
———————–
「be going to」
すでに決めてたこと
よって、
「私は明日、ベトナムに旅行にいきます」は、以下2つとも正解です
・I will travel Vietnam tomorrow.
・I am going to travel Vietnam tomorrow.
その人が、「今パッと決めた」のか、「前々から決めていたことなのか」を見分ける必要があります。
例文
I will visit my uncle today.
(私は今日おじを訪ねるつもり)
She will come soon.
(彼女はすぐ来るだろう)
We will go dinner with our teacher.
(私たちは先生と夕食に行くつもり)
willの後ろにある動詞「visit」「come」「go」の全て、原型になってます。
また、主語が三人称単数であれ、複数であれ、「will+動詞の原型」のままです。
助動詞「will」の否定文と疑問文
won’t
「will」否定文
I will not send you a letter.
(私はあなたに手紙を送らないつもり)
He will not have lunch today.
(彼は今日ランチを食べないだろう)
They won’t come to the party.
(彼らはパーティーに来ないだろう)
「won’t」=「will not」
「will」疑問文
Will it be sunny tomorrow?
(明日晴れるだろうか?)
ーYes, it will.(はい、晴れるでしょう)
ーNo, it will not.(いいえ、晴れないでしょう)
Will she go to the school?
(彼女は学校にいくつもりですか?)
ーYes, she will.(はい、行くでしょう)
ーNo, she won’t.(いいえ、行きません)
「can」の未来形「will be able to」の使い方
be able to
とりあえず
「be able to」 = 「can」
と覚えてください。
「be able to」は使い勝手が良いです。
「can」の未来・過去を表すときに使えるため。
例文
you will be able to achieve your dreams.
(あなたならきっと夢を達成できるよ)
You will can ・・・ にはできない!
He will be able to pass the exam.
(彼はテストに合格できるでしょう)
we will be able to explore space in the future.
(将来、宇宙を探検できるでしょう)
I was able to avoid the car accident luckily.
(幸運にも、その交通事故に合わなくて済んだ。)
She will not be able to buy the ticket.
(彼女はそのチケットを買うことができないでしょう)
I was not able to understand his English.
(私は彼の英語を理解できなかった。)
助動詞「must」の使い方
must
「must」は基本3つの意味があります。
「〜しなければならない」
「〜してはいけない」
「〜に違いない」
義務:「〜しなければならない」
You must speak in English during an English class.
(英語の授業中は英語を話さなければならない)
You must wear a seatbelt while driving.
(運転中はシートベルトをつけなければならない)
Students must submit their homework by the deadline.
(生徒は締め切りまでに宿題を提出しなければならない)
禁止:「〜してはいけない」
You must not smoke in this area.
(ここでタバコを吸ってはいけません)
Visitors must not bring food or drinks into the museum.
(ビジターは博物館に飲食物を持ち込んではいけません)
推量:「〜に違いない」
It must be raining outside because I hear thunder.
(雷が聞こえるから、外では雨が降ってるに違いない)
She must be tired because she’s been working all day.
(彼女は一日中働いてるから、疲れているに違いない)
He must be hungry because he hasn’t eaten anything since morning.
(彼は今朝から何も食べてないから、お腹が空いているに違いない)
助動詞「have to」の使い方
have to
「〜have to」=「〜しなければならない」
must と何が違うの?
「must」と「have to」の違い
「must」との違いは・・・
【客観的に】【一般的に】〜しなければならない
→ have to
「have to」は「 must」よりマイルド
【話し手の意見で】〜しなければならない
→ must
まあ、そこまで気にしなくて良いですよ
「must」の方がキツイって覚えてください。
例文
I have to study for my exam tomorrow.
(明日の試験のために勉強しなければなりません。)
She has to finish her homework before dinner.
(彼女は夕食前に宿題を終えなければなりません。)
We have to wake up early to catch the bus.
(バスに乗るために早起きしなければなりません。)
She doesn’t have to go to the dentist tomorrow.
(彼女は明日歯医者に行かなくてもよいです。)
I don’t have to work on Sundays.
(日曜日は働かなくてもよいです。)
助動詞「should」の使い方
should
should には主に2つの使い方があります。
「〜した方が良い」
「〜はず」
提案:「〜した方が良い」
You should wear a coat; it’s cold outside.
(外は寒いのでコートを着た方が良いです。)
She should start saving money for her future.
(彼女は将来のためにお金を貯め始めた方が良いです。)
We should leave early to avoid traffic.
(交通渋滞を避けるために早めに出発した方が良いです。)
曖昧な予測:「〜はず」
The package should arrive by tomorrow.
(荷物は明日までに到着するはずです。)
The restaurant should open at 11 AM.
(レストランは午前11時に開店するはずです。)
The repairman should fix the problem with the refrigerator.
(修理工は冷蔵庫の問題を修理するはずです。)
その他の大切な文法
◆中1
・DoとDoesの違いが簡単に分かる! 一般動詞の否定文と疑問文
・on・in・at 【前置詞】は「イラスト・イメージ」で覚えろ!
◆中2
・「不規則動詞」の覚え方! おすすめ【YouTube 5選】歌とリズムで覚える
・副詞って何?文のどの位置に置くべき? 主要な副詞一覧30個
◆中3
・3分で分かる【現在完了】「have」3つの用法 継続・経験・完了
英語の勉強法が分からない人へ
英語の勉強って、大変ですよね
オンライン英会話を始めようか悩んでいる方も多いと思いますが、
私の個人的な意見ですが、
初心者がオンライン英会話をいきなり始めても意味がないと思います。
なぜなら、オンライン英会話は「中級者のアウトプットの場」と思うからです。
どういうことかというと、
・英語も分からない
・外国人が何言ってるかも分からない
・自分の意見を英語で言えない
それなのに、オンライン英会話をしても、意味がない。
つまり、最低限の基礎「単語」「文法」「発音」などインプットしてから、オンライン英会話で習った内容をアウトプットすべきだということ。
なので、もし、
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以下の記事読んでみてください
→ オンライン英会話が怖い・つらい人へ 超初心者・英語が全く話せない人におすすめ
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→ オンライン英会話【クレカ登録なし】で「無料体験」できる7社を紹介
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まとめ
助動詞どうでしたか?
難しいですよね。
でも、使っていくうちに慣れてきますから、しっかり練習問題を解いてみてくださいね^^
今日もお疲れ様でした♪
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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